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ロールストランド ペルゴラの魅力|復刻情報から使い方まで解説

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スウェーデン王室御用達の名窯、ロールストランドが手掛けた「ペルゴラ」シリーズ。

その爽やかで美しいデザインは、多くの北欧食器ファンを魅了してきました。

しかし、「現在は廃盤になってしまったのでは?」「復刻したと聞いたけど、どこで買えるの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ロールストランド ペルゴラの魅力に迫りながら、気になる復刻の情報、そしてロールストランドは現在どうなっていますか?というブランドの動向、ロールストランドはどこの国のブランドですか?といった基本情報から、ロールストランドのデザイナーは誰ですか?という制作背景、さらにはロールストランド 店舗やオンラインでの入手方法まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。

この記事で分かること

  • ロールストランド及びペルゴラシリーズの歴史と魅力
  • ペルゴラの各食器(プレート・ボウル等)のサイズと特徴
  • 具体的なコーディネートや使い方のアイデア
  • 限定復刻版の現在の入手方法や注意点
目次

魅力あふれるロールストランド ペルゴラの世界

(出典:Amazon)
  • ペルゴラの名前が持つ意味とは?
  • ロールストランドはどこの国のブランドですか?
  • ロールストランドは現在どうなっていますか
  • ペルゴラのデザイナーは誰ですか?
  • 復刻したロールストランド ペルゴラとは
  • ロールストランドの店舗や取扱店について

ペルゴラの名前が持つ意味とは?

(出典:Amazon)

「Pergola(ペルゴラ)」とは、ツル性の植物を絡ませるために作られる格子状の棚のことを指す言葉です。

日本では藤棚などがイメージに近いかもしれません。

その名の通り、食器の縁にはツル草が伸びやかに描かれており、強い日差しを遮り心地よい木陰を作るペルゴラのように、食卓に爽やかで涼しげな雰囲気をもたらしてくれます。

この生き生きとしたブルーの模様は、料理を美しく引き立てるだけでなく、テーブル全体を華やかに彩るアクセントとして機能します。

デザインの背景

このデザインからは、庭仕事を愛し、自然と共に過ごす時間を大切にするスウェーデンの豊かな暮らしが伝わってきます。

FIKA(フィーカ)と呼ばれるコーヒーブレイクの時間に、庭のペルゴラを眺めながら過ごす、そんな穏やかな光景が目に浮かぶようです。

ロールストランドはどこの国のブランドですか?

(画像出典:ブランド洋食器のウーバンアビー)

ロールストランドは、北欧スウェーデンで生まれた陶磁器ブランドです。

その歴史は古く、1726年にスウェーデン王室御用達の窯としてストックホルムのロールストランド城で創業しました。

これはヨーロッパで2番目に古い歴史を持つ陶磁器メーカーであり、長い間、品質と芸術性の高い製品を生み出し続けています。

に有名なのは、ノーベル賞の授賞式後の晩餐会で同社の食器が使用されていることで、その格式の高さは世界的に知られています。

ロールストランドは現在どうなっていますか

(出典:イッタラ)

ロールストランドは、約300年にわたりスウェーデンの陶磁器産業を牽引してきましたが、時代の流れとともに大きな変化を経験しました。

2001年からは、同じく北欧を代表するフィンランドのブランド「イッタラ」の傘下に入ります。

その後、ブランドを所有する企業はフィンランドのフィスカースグループとなり、アラビアなどと共にグループの一員として活動しています。

残念ながら、2005年にはスウェーデン国内での生産拠点であった工場が閉鎖され、約300年続いたスウェーデン生産の歴史に幕を下ろしました。

しかし、ブランドが消滅したわけではありません。

現在もロールストランドの名を冠した製品は、フィスカースグループの管理のもとで生産・販売が続けられており、モナミやスウェディッシュグレースといった人気シリーズは世界中で愛され続けています。

生産国について

前述の通り、スウェーデン国内の工場は閉鎖されています。

そのため、現在流通している新しい製品は、タイやインドネシアなど、国外の工場で生産されています。

品質管理はフィスカースグループによって厳格に行われていますが、購入の際は生産国がスウェーデンではない点を理解しておくと良いでしょう。

ペルゴラのデザイナーは誰ですか?

ペルゴラシリーズのデザインを手掛けたのは、スウェーデンを拠点に活動するデザイナー、Katarina Brieditis(カタリーナ・ブリーディティス)氏です。

彼女はストックホルムの国立芸術工芸デザイン大学でテキスタイルを学び、IKEAのテキスタイルデザインを手掛けるなど、多方面で活躍しています。

彼女のデザイン哲学は「古いものと新しいものを自由に組み合わせ、自分なりの世界を作ること」にあり、その信念はペルゴラのデザインにも色濃く反映されています。

伝統的な絵柄を彷彿とさせながらも、現代の食卓に自然に溶け込むモダンさを併せ持っているのが特徴です。

復刻したロールストランド ペルゴラとは

(出典:Sohbi)

2008年に発表されたペルゴラシリーズは、瞬く間に人気となりましたが、残念ながら2014年12月末をもって一度廃盤となりました。

このニュースは多くのファンを悲しませましたが、その人気に応える形で、2016年の夏に数量限定で復刻生産されました。

この限定復刻では、プレートやボウル、マグカップなど主要なアイテムが再生産されました。

しかし、あくまで限定的な生産であったため、それ以降の再生産については未定の状況が続いています。

限定復刻から時間が経っているため、現在では新品での入手は非常に困難になっています。

市場で見かけるものの多くは、ヴィンテージ品やデッドストック品となる可能性が高いです。

見つけたら早めに手に入れるのがおすすめです。

ロールストランドの店舗や取扱店について

My treasure plateイメージ画像

ロールストランドの食器は、ブランドを所有するフィスカースグループの系列店である「イッタラ」の直営店や、全国の主要百貨店内のテーブルウェア売り場で取り扱われていることが多いです。

ただし、ペルゴラシリーズは前述の通り限定復刻品であり、現在、直営店などの店頭で新品が常時販売されている可能性は極めて低いと言えます。

主な入手方法は、北欧食器を専門に扱うオンラインショップや、ヴィンテージ食器店、フリマアプリなどを探すことになるでしょう。

オンラインショップを利用する際は、商品の状態(新品、中古、ヴィンテージなど)をよく確認することが重要です。

特にヴィンテージ品は、製造時の個体差や経年による細かなキズなどがある場合があるため、商品説明を詳しく読み、納得した上で購入しましょう。

ロールストランド ペルゴラの食器と使い方

My treasure plateイメージ画像
  • プレートは21cmと27cmの2種類
  • カレーやパスタに合うディーププレート
  • スープやサラダに便利なボウル500ml
  • 日常使いしやすい軽量マグカップ
  • 廃盤でも人気のロールストランド ペルゴラ

ペルゴラシリーズ共通の特徴

ペルゴラの食器は、デザインの美しさだけでなく、実用性にも優れています。

特筆すべきはその「軽さ」です。

軽量な磁器で作られているため、食器棚からの出し入れや配膳、洗浄時の負担が少ないのが嬉しいポイント。

また、以下の通り日常で非常に使いやすい仕様となっています。

項目対応備考
食器洗い機○ 使用可日常のお手入れが簡単です。
電子レンジ○ 使用可料理の温め直しに便利です。
オーブン× 使用不可直火やオーブンでの使用はできません。
フリーザー× 使用不可冷凍庫での使用は推奨されていません。

プレートは21cmと27cmの2種類

(出典:Yahooショッピング)

フラットプレートは、最も使い勝手の良い2つのサイズで展開されています。

プレート21cm

直径21cmのプレートは、朝食のトーストやパンケーキ、ランチのサンドイッチなどに最適なサイズです。

ケーキ皿や少し大きめの取り皿としても活躍するため、シリーズの中で最も使用頻度が高くなる一枚と言えるでしょう。

縁に描かれた模様が、シンプルな料理もおしゃれに見せてくれます。

プレート27cm

直径27cmのプレートは、ディナーのメインディッシュや、ワンプレートごはんにぴったりの大皿です。

家族分の料理を盛り付けたり、パスタ皿として使ったりと、様々なシーンで主役として活躍します。

大きめサイズながらも軽量で扱いやすいのが魅力。食卓がパッと華やぎます。

カレーやパスタに合うディーププレート

(出典:Sohbi)

直径24cmのディーププレートは、適度な深さがあり、汁気のある料理に万能なアイテムです。

名前の通り、カレーやパスタ、シチュー、煮込み料理などに最適。

一人分のパスタがちょうど収まるサイズ感で、リム部分のつる草模様が料理を一層引き立てます。

平皿だけでは物足りないと感じる方には、ぜひ加えてほしい一枚。料理の幅がぐっと広がります。

スープやサラダに便利なボウル500ml

(出典:ブランド食器買取)

容量500mlのボウルは、具沢山のスープやポトフ、ロールキャベツなどを楽しむのに十分な大きさです。

もちろん、サラダボウルやフルーツボウル、ヨーグルトボウルとしても日々活躍します。

やや小ぶりなどんぶりとしても使えるサイズ感で、非常に用途が広いのが特徴。

プレート21cmと重ねて使えば、統一感のある素敵なテーブルコーディネートが完成します。

日常使いしやすい軽量マグカップ

(出典:楽天市場)

ペルゴラのマグカップは、300mlと500mlの2サイズが展開されています。

共通しているのは、大きめのハンドルで持ちやすく、そして何よりも軽いこと。

毎日使うものだからこそ、こうした使い心地の良さは重要なポイントです。

300mlはコーヒーや紅茶にちょうど良い定番サイズ。

500mlはたっぷりと飲みたい方や、スープカップとして使うのにおすすめです。

上品なデザインなので、来客時のおもてなしにも自信を持って使えます。

廃盤でも人気のロールストランド ペルゴラ

この記事の要点を以下にまとめます。

  • ペルゴラはスウェーデンの老舗ブランド「ロールストランド」の人気シリーズ
  • デザイナーはカタリーナ・ブリーディティス氏
  • 「ペルゴラ」はツル草を絡ませる日陰棚が名前の由来
  • 爽やかで美しいブルーのつる草模様が特徴
  • 2014年末に一度廃盤となった
  • ファンの声に応え2016年夏に数量限定で復刻
  • 現在の再生産予定は未定で入手は困難な状況
  • ロールストランドは現在フィスカースグループの傘下
  • スウェーデン国内での生産は2005年に終了している
  • 食器は軽量で扱いやすく日常使いに適している
  • 食洗機や電子レンジの使用が可能で実用性が高い
  • プレートは21cmと27cmの2サイズ展開
  • 深皿のディーププレートはパスタやカレーに万能
  • ボウルやマグカップも展開されている
  • 現在の主な入手方法はオンラインショップやヴィンテージ市場

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